カボチャ 5種類の植え方比較
5種類のカボチャ収穫機 |
またまたカボチャ収穫機の話です。
今回は気になることがあったので、5種類の収穫機を作りカボチャの収穫数を比べてみることにしました。
まず、「気になること」、というのはカボチャの植え方についてです。
周囲の耕地が多い方が結実の確率が高くなる、というのはなんとなく分かりました。
しかし、まだ疑問があります。
それは、カボチャが生えている耕地もその数に入れて良いのか、ということです。
もし、カボチャが生えている耕地も有効なら、この4本のカボチャはそれぞれ耕地に関して結実の確率が最大になっているはずです。
それが違うのかどうかを知りたかったので、以下の収穫機を作りました。
※耕地の上に不透過ブロックが乗ると土に戻ってしまうようになったので、以下の収穫機の効率が変化したかもしれません。(2021年8月)
①カボチャが1ブロック間隔に並ぶもの
周囲の耕地が確保できているので、収穫機の中で一番収穫数が多いと予想しました。
1ブロック間隔 |
②2列のカボチャが隣り合っているもの
お隣2列 |
また、上記以外にも3種類の収穫機を作りました。
③2列のカボチャが隣り合わないもの
観察していると、②の収穫機は実付きが良くなさそうだったので、カボチャの間にガラスを1列入れたものを作りました。
2列隙間1列 |
④2列のカボチャが実の付く耕地を共有するもの
③と同じ配置ですが耕地を共有しており、手作業で収穫する場合は効率が悪そうですが、ピストンだとどうでしょう。
共有2列 ピストンが1列分で済む |
⑤1列に植えたもの
植えたカボチャの数は他の収穫機の半分(9本)ですが、単純に収穫数は半分になるのでしょうか。
1列 |
⑤以外の収穫機は全てカボチャが18本、実を付けることのできるブロックは1つずつあります。(④は耕地を共有している。)
今回は観察者によって結実を感知するようにしました。
観察者は上からカボチャの茎を観察し、実が付いたらピストンを動かします。
回収にはホッパー付きトロッコを使いました。
観察者は茎を見ている |
上から |
ランダムなティック速度を10にし、10分間稼働させた場合のカボチャ収穫数を数えました。
これを2回行った結果が以下の画像です。
上段が1回目、下段が2回目の結果 |
①(1ブロック間隔)と②(お隣2列)の結果から、カボチャが生えている耕地は何も生えていない耕地と違い結実の確率を上げない、もしくは2列のカボチャが隣り合うことで確率を下げている、ということが考えられます。
予想と違ったのは①が③(2列隙間1列)④(共有2列)と収穫数にそれほど違いがないことです。
もしかしたら計測時間やティック速度、周囲のブロックの置き方に原因があるのかもしれません。
(例えば、ティック速度を速めても、ピストンによる収穫が追いつかず実付きを邪魔しているのかもしれないと思いました。)
⑤(1列)の収穫数が①③④の半分くらいになったのはそりゃそうだ、という感じです。
また、①の収穫機を使い、少し変更を加えた3つの収穫機⑥⑦⑧を作りました。
カボチャの数、実の付く耕地の数はともに18のままで、カボチャの配置も同じです。
⑥カボチャとカボチャの間をレバーで場所取りしたもの
もしかしたら隣り合うブロックが実付きに影響するかもしれないと考え、フルブロックであるガラスからレバーに変更しました。
⑦間隔を空けずにカボチャを植えたもの
③(2列隙間1列)の収穫数が①(1ブロック間隔)とそれほど変わらなかったので、列の中で間隔を空けずに植えたら何か良い効果があるのかもしれない、と考えました。
真ん中列はレバーのままです。
また、間に植えたカボチャは実が付いても収穫しません。
⑧間隔を空けずにスイカを植えたもの
⑦でカボチャを植えた耕地にスイカを植えてみました。
こちらも収穫しません。
結果は以下の画像の通りです。
左からレバー、カボチャ、スイカ 上段が1回目、下段が2回目の結果 |
⑥⑦⑧の収穫数にはそれほど違いがありませんでした。
隣り合うブロックがフルブロックであるかどうかはおそらく関係せず、同種のまたは別種の植物が植えられているかどうかによって違いがあるのかは良く分かりませんでした。
今回のことで新たに謎が増えた気がしますが、カボチャ研究は取り敢えずここまでにします。
もしも実際に収穫機を使うとしたら、ピストンの数が半分で済む④(共有2列)の収穫機を選びます。拠点ではいつも鉄不足なので…。
④の収穫機の作成工程を次の投稿で記しました。
カボチャ収穫機 : 観察者使用
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