苔カーペット製造機 : 水流式
アイテム集めが簡単な水流式の苔カーペット製造機を作りました。
以前、ピストン式の苔カーペット製造機を作りましたが、長さが6ブロックまでと限定されていました。
そこで、今回は苔ブロックの範囲をもう少し大きくするため水流式装置を作ることにしました。
苔ブロックの入手
苔ブロックは行商人から入手できます。
苔ブロックを増やすには石や土などのブロック近くに、苔ブロックを設置し骨粉を使うことで石や土が苔ブロックに置き換わります。
気を付けないと周囲が苔ブロックだらけ |
カーペットや草の生える範囲
苔ブロックに骨粉を使うと、苔カーペットやツツジ、草が生えますが、製造機の苔ブロック範囲を広くしてもそれらが生えない場所ができました。
そこで、1ヶ所の苔ブロックに64個の骨粉を使用し、骨粉の影響が出る範囲を調べました。
8×8だと何も生えない所があった |
結果は、骨粉を使用した苔ブロックを中心として、7×7の範囲に苔カーペットや草が生成されました。このとき、4つの角には何も生えませんでした。
使用回路
今回もコンパレーターの減算機能を用いたクロック回路を使いました。
ただ、水流を使う装置のため、ループの間隔が短すぎると水が上手く流れない可能性があります。
そこで、リピーターをクロック回路に組み込み、遅延をかけることにしました。
減算により信号レベル0と15を繰り返す |
今回はゆっくり動かす必要があるので、リピーターはどちらも最大遅延です。
リピーターをたくさん使ったら とてもゆっくり |
装置製作過程
1. 回路設置
先に設置する方が簡単なので回路から作ります。
上記で紹介したリピーター2個のクロック回路を設置します。
コンパレーターは減算モード、2つのリピーターはどちらも遅延を最大にします。
レバーでON、OFFを操作します。
そして、クロック回路の先からレッドストーンダストを上向きの発射装置(画像右)まで伸ばします。
この発射装置には骨粉を入れます。
画像では、骨粉入り発射装置の反対側にも、上へとダストを伸ばしています。
こちらは水バケツ用の発射装置を動かすためのもので、後から設置しても大丈夫です。
骨粉入り発射装置は上面から苔ブロックに向けて設置しても、骨粉が使用されませんでした。
側面もしくは底面に向けて発射装置を 設置すると苔カーペットなどが生成される |
2. 土台と水路
1で設置した骨粉入り発射装置を中心として、1段上に苔ブロックを7×7の範囲で設置します。
片側には深さ1ブロックの水路を作ります。
水路の終端にはチェストに連結したホッパーを設置し、アイテムを集めます。
端から水を流しアイテムをホッパーに集める |
3. 水バケツ入り発射装置設置
水路の反対側に発射装置を7つ並べ、水バケツを1個ずつ入れます。
この発射装置と苔ブロックとの間には水平方向に1ブロック空けた方が良いです。
これは、骨粉入り発射装置と水バケツ入り発射装置が同じタイミングで稼働するためです。
苔ブロックとの間を1ブロック空けておかないと、水流のせいで端まで苔カーペットやツツジなどが生えない可能性があります。
発射装置の上にはレッドストーンダストを設置し、先程のクロック回路と接続します。
このとき、両端の発射装置の上にはダストを置かなくても稼働します。
また、クロック回路から上の発射装置へと伸びる回路の途中、方向転換する場合にガラスを使用すると回路が途切れません。
最後、水が溢れ出ないように周囲をブロックで囲って完成 !!
使用報告
以前作成したピストン式苔カーペット製造機と動きを比べてみました。
骨粉が使用される速さはピストン式が水流式の3倍以上でした。
これは、水流式で使用した回路の方がピストン式の回路に比べて遅延が大きく、さらに骨粉入り発射装置が稼働する2回のうち1回は、苔ブロック上が水浸しで骨粉が消費されないためだと思います。
そして、肝心なのはピストン式に比べてアイテム数が増えているかどうかですが…。
水流式の方がアイテム数が少しだけ多いという結果になりました。
それほどアイテム数の差はありませんが、水流式はアイテムを集められる点が便利だと思います。
今回作った装置の仕組みはナイリウムを使ったキノコ製造機に使えそうです。
コメント