書見台(と額縁)で開閉するピストンドア
書見台と粘着ピストンを使い隠し扉を作ることにしました。
本のページをめくると特定のページでのみ扉が開き、そのページより先では扉が閉じるように回路を設置します。
書見台について
本のページ数と信号
書見台はコンパレーターを使わない場合、本のページをめくる度にレベル15の信号を出力します。
一方で、書見台から信号を受けるようにコンパレーターを設置した場合は、開いた本のページが終わりに近づく程大きい信号を出力します。
そのため、2/2ページと50/50ページはどちらもレベル15の信号を出力します。
左は30/30ページ、右は16/30ページ |
また、書見台とコンパレーターの間に不透過ブロックを挟んでも信号を受け取ることができるようです。
書見台とコンパレーター
レッドストーントーチから信号を受けるコンパレーターを減算モードにし、その横から信号を送ると、横からの信号を引いて出力することができます。
信号をコンパレーターの横に繋げる際にリピーターを使うと信号は増幅され、最大レベル(15)の信号が引かれるため、コンパレーターの出力はレベル0となるはずです。
レッドストーントーチを書見台(と本)に代えても同じことができるのですが、本の最終ページが奇数である場合、コンパレーターの出力レベルが0とならないことがあります。
総ページ数29 |
リピーターを使っても消えないランプ |
この結果になるのが不思議でたまらないのですが、ひとまずそれは置いといて、レッドストーンダストやページ数を調整し書見台の回路を作ることにしました。
ピストンドア
通常時は閉じていて、レッドストーン信号を受けることで開く幅1、高さ2のピストンドアを作ります。
回路を粘着ピストンの上に設置することで通路を通る際に目立たなくなります。(粘着ピストン自体は見えてしまう。)
1.粘着ピストン設置
幅1、高さ2の大きさのピストンドアを作ります。
通路を塞ぐフタとして2つのブロックを使い、それを2つの粘着ピストンで動かします。
さらにフタ用ブロックと粘着ピストンを横方向から動かすために4つの粘着ピストンを使います。
2.ピストンを動かす回路
レッドストーントーチを使い、通常時は粘着ピストンの首が伸びている状態にします。
フタ用ブロックを直接押す粘着ピストンの上下から不透過ブロック(画像では黄色のブロック)を通して信号を送ります。
この不透過ブロック上にはリピーターを置かないようにします。
次に、フタ用ブロックと上記粘着ピストンを動かすため、別方向の粘着ピストンに回路を繋げます。
このとき、リピーターで遅延をかけないとドアが中途半端にしか開きません。遅延は2以上で上手く動きました。
2段ピストンの下段隣に不透過ブロックを置き、その上にレッドストーンダストを置くことで上下両方のピストンに信号を送ることができます。(左側2段ピストン)
けれど今回は、レッドストーンダストが届かない所があったので、回路が途切れないようガラスブロックを使い階段状にしました。(右側2段ピストン)
ガラスブロックの下にダストを置くことで下段粘着ピストンも動きました。
書見台側の回路
ピストンドアを開く際にはレッドストーントーチを消灯させる必要があります。
今回は書見台からの信号がトーチを消灯させます。
このとき、ページをめくり過ぎたらピストンドアが閉まるように回路を作ります。
1.ピストンドアを開くための回路
書見台の隙間からコンパレーターや回路が見えないように、不透過ブロックを通して書見台から信号を受け取ります。
そして、コンパレーターが受け取った信号を、ピストンドア開閉用のレッドストーントーチが付けられた不透過ブロックへと伝えます。
本の総ページ数と、扉を開くのに使いたいページによってレッドストーンダストの長さは異なります。
総ページ数が30の場合、ページを1回めくる毎に信号が1レベル増加するので分かりやすいです。
画像では、総ページ数が30の本を使い、トーチを消灯させるためのレッドストーンダストを5つ設置したのでページ10/30でピストンドアが開きます。
2.ページが行き過ぎた場合の回路
1で指定したページを行き過ぎてしまった際に1の回路を邪魔するための回路を作ります。
1で設置したコンパレーターを減算モードにします。
そして、同じ書見台からコンパレーターの横へ、新たなコンパレーターとレッドストーンダストを使い信号を繋げます。
ダストはページ数により異なりますが、1で設置したダストよりも長くする必要があります。
コンパレーター横へと繋がる部分はリピーターを使い信号を増幅しました。
画像でリピーターを2つ使ったのは、1の回路と繋がらないようにするためです。
リピーター手前の不透過ブロック(画像では黄色いブロック)はレッドストーンダストの数を6つに調整するため設置しました。
画像ではページ12/30でピストンドアが閉まります。
複雑にする額縁
書見台の回路だけでは、適当にページをめくるだけでピストンドアが開きます。
そのため、額縁を使って少しだけ複雑な仕組みにします。
まず、ピストンドアが開くのを邪魔するレッドストーントーチを設置し、このトーチからの信号をレッドストーンダストでピストンドアの回路に繋げます。
そして、額縁が付いた不透過ブロックの背面にコンパレーターを設置し、トーチが付いた不透過ブロックへと信号を伝えられるようにします。
トーチを消灯しドアを開くには、この額縁にアイテムを掛けるという条件を加えました。
次は、先程と同じように額縁とコンパレーターを設置するのですが、レッドストーントーチは使いません。
額縁からの信号が粘着ピストンをONの状態にします。
そのため、ドアを開きたい場合、額縁にアイテムを掛けないという条件が加わりました。
完成 ! |
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