襲撃者トラップ: ピストラで不吉な予感?
1年以上前に作った襲撃者トラップを訪れたら、ラヴェジャー(牛みたいなmob)を倒すのに、とてもとても時間がかかったので、今回は襲撃者トラップにピストラを付けることにしました。
(ピストンとトライデントを組み合わせた装置はピストラと呼ばれています。)
また、以前はイベントを開始するためにピリジャーを手作業で倒していましたが、大将を見逃すことが度々ありました。
そこでピリジャートラップにもピストラを使うことに。
襲撃イベントについて
襲撃イベントについてはこちらのページを参照しました。
https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/襲撃
襲撃イベントを発生させるためにはまず「不吉な予感」のステータス効果を得る必要があります。
そして、この不吉な予感は「略奪隊」もしくは「ピリジャーの前哨基地」にスポーンする大将(旗を背負ってスポーンするピリジャー)を倒すことで得られ、プレイヤーがこのステータス効果が消えないうちに村の境界に入ることで襲撃イベントが発生します。
コマンドでは30秒間不吉な予感が付きました。
/effect @s bad_omen
また、村として1個のベッドと村人1人が存在すれば、プレイヤーが作った村でも襲撃イベントが発生します。
不吉な予感を消したい場合は、牛乳を飲むことで可能です。
イベントを中止したい場合は、村人のベッド、さらに村人と紐付く可能性のあるベッドを壊すことで可能です。
または、難易度をピースフルに変更することでも中止できます。クリエイティブモードと間違えないように気を付けてください。
(始めたばかりの頃に間違えたことがあります。)
また、前哨基地の近くに別の村がある場合、その村の安全が気になるかもしれません。
しかし、MINECRAFT WIKI によると、村の大きさは中心から32ブロックであり、既存の村の中心からベッドが十分に離れていれば別の村として扱われるようです。
既に存在している村から66ブロック以上離れた場所に有効なベッドがある場合、そこが新しい村となる。
引用元:https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/村
この距離が保たれていれば村同士が統合されないようなので、襲撃者トラップに村人が必要なことを考えると、村がそこそこ近い方が便利だと思います。
ただし、村が統合されていない場合でも、プレイヤーが村の近くに滞在することで、襲撃イベントとは別の要因で村人が減る可能性はあります。
前哨基地-ピリジャートラップ
1.ピリジャーのスポーン場所 ではピリジャーのスポーンする場所を調べる工程を説明をします。
2.基地最上階ピストラ はピストラを使い、前哨基地最上階でピリジャーを倒すトラップです。
3.ソウルサンドエレベーター式 はソウルサンドエレベーターを使い、襲撃者トラップのプレイヤー待機場所までピリジャーを送るトラップです。
コンブを植えなくても良いので、2の方が簡単でした。
1.ピリジャーのスポーン場所
トラップを作るため、前哨基地の中でピリジャーがスポーンする場所を調べます。
ピリジャーの前哨基地は旅をしながら探すか、コマンド入力でも調べられます。
/locate pillageroutpost
前哨基地のピリジャースポーン場所は、基地内部と基地周辺にあるようです。
今回トラップに使うのは内部だけなので、基地周辺にスポーンする場合は湧き潰しを行った方が良いと思います。
ピリジャーはスポーン場所から少し離れることでスポーンします。
プレイヤーの居る座標とピリジャーのスポーンする座標(後述A・B・C・D)とのxyz座標いずれかの差が25ブロック以上でスポーンするようでした。
ピリジャーは光源で湧き潰しできなかったので、葉ブロックやガラスなどの透過ブロックを使います。
一方、基地周辺や内部はクリーパーなどのモンスターがスポーンすると面倒なので松明などで湧き潰ししました。
基地周辺のスポーン場所特定は、ピリジャーのスポーンを目視で確認し、大体の場所を葉ブロックで覆いました。
後で説明するガラスブロックを使った方法で細かく調べることもできます。
屋外でスポーンしたピリジャー |
ちなみに、今まで見つけた前哨基地3ヶ所のうち、屋外にピリジャーがスポーンしたのは1ヶ所だけでした。
基地内部に辿り着けたら最上階でスポーン場所を調べます。
床から1ブロック空けて、黒樫の柱から柱の床を覆うようにガラスブロックを設置すると、ピリジャーがスポーンしたまま動けなくなります。
しかし、この方法で見つけた1ブロックを床との隙間なくガラスや葉ブロックで埋めてもピリジャーは問題なくスポーンしました。
このブロックをAとして、Aの周囲8ブロックの床に直接、ガラスブロックを1個ずつ置いてスポーンを確認する作業を行いました。(葉ブロックを使っても大丈夫です。)
すると、Aの南側ブロックのときにスポーンが止まりました。
この場所をBとします。
このBに相当する場所は前哨基地によって違い、Aに対して東側だったこともあります。
何故こんな手間をかけて調べたかというと、Bを水やガラスなどで埋めてしまうとピリジャーがスポーンしなくなってしまうからです。
今回のトラップを作る際に使うのはBです。
Bのxz座標にある既存床に不透過ブロックを1つ置くと、ピリジャーはその上でスポーンしました。
不透過ブロックを置くことで、Bのy座標(高さ)が1つ上がったと捉えることにします。
また、全ての前哨基地で同じか分かりませんが、B周囲ブロックのうち、Aを含めた3ブロックいずれかに木材やコンクリートを置くとピリジャーがスポーンしなくなりました。
これはBと同じy座標、もしくはその上ブロックに置いた場合です。
屋外のスポーン場所でも同じ結果でした。
A以外の2ブロックをそれぞれC、Dと呼ぶことにします。
A・C・Dにどの種類のブロックを置いたらスポーンが止まるのか正確には分かりませんが、止まらなかったのは葉ブロックとガラスブロック、水でした。
反対に、スポーンが止まるのは木材やコンクリート、チェストなどでした。
また、上階で湧き潰しを行うと下階でピリジャーがスポーンするようになるので注意が必要です。
スポーンするxz座標はおそらく上階と同じなので、Aが分かった段階で、その階のA周囲をガラスや葉ブロックで湧き潰しすると安心です。
まとめ
- Aはガラスブロック(床との隙間1ブロック)でピリジャーを捕獲したブロック。
- BはAの周囲にあり、透過ブロック(ガラスや水など)で湧き潰しできる。
- A・C・DはBの周囲にあり、木材などのブロックを置くとピリジャーがスポーンしない。(ガラスや水は大丈夫。)
A・B・C・Dのxz座標にどのブロックを置いたらピリジャーのスポーンが止まるか、いくつかのブロックを使って調べました。
時間をかけずに調べたので、合っているか分かりませんが画像を載せます。
左がスポーンしたもの、右がスポーンしなかったものです。
Bの位置にブロックを置いた場合 |
A・C・Dの位置にブロックを置いた場合 |
2.基地最上階ピストラ式
1の工程でスポーンに影響する場所Bとその周囲A・C・Dが分かったので、実際にピリジャーを捕獲し、倒す装置を作ります。
まず、2×2床のピストラを作ります。
床を取り囲むようにピストンを設置し、ピストンを見るように観察者を置きます。そして観察者の後ろには不透過ブロックを設置。
このとき、Bの床がピストンだとピリジャーがスポーンしなかったので、観察者があるように配置しました。
ピリジャーが逃げ出さないよう、Bとピストラ床を取り囲むように壁を設置します。
壁の素材は何でも良いですが、A・C・Dとその上にはガラスか葉ブロックを使います。
このとき、Dの位置が壁の角になったのですが、ここにブロックがないとピストラ外(Dの位置)にピリジャーがスポーンしてしまうようでした。
そのため、角にもガラスを設置しました。
最後、床に向かってトライデントを刺し、レバーなどでピストンを操作します。
さらに、待機場所から操作できるよう、感圧板(石、磨かれたブラックストーン以外)を設置しました。
ピストラは不透過ブロック側面に付けたレッドストーントーチで停止しておき、レッドストーンダストで接続された感圧板を弓矢で射ることによってトーチを消灯させます。
少し離れて待つ必要がありますが、A・B・C・Dから60ブロック離れても不吉な予感が付きました。
まだまだ離れても大丈夫そうですが、およそ71ブロックより遠く離れた所でピリジャーが表示されなくなり確認できませんでした。
しかし、今回作る待機場所の距離であればこのトラップでも心配ないと思います。
最後に、ピストラの上には新しく天井を作らない方が良いと思います。
3.ソウルサンド式
次はピリジャーを襲撃者トラップのプレイヤー待機場所までソウルサンドエレベーターで送り、1ブロック床のピストラで倒すトラップです。
まず、ピリジャーを床の端まで水流で誘導します。
どちらの方向でも大丈夫ですが、B(ピリジャーがスポーンするブロック)と水路の周囲をブロックで囲む際に、チェストや不透過ブロックを置けない場所(B周囲A・C・D)があることに注意します。
1で確認したBの既存床に木材などの不透過ブロックを設置します。(ピリジャーは設置した不透過ブロック上にスポーンするようになります。)
この不透過ブロックの隣に、外側へ発射口を向けた発射装置を設置し、矢を入れます。
この発射装置から外側へと続く水路を作り、水路の先にはソウルサンドエレベーターを作ります。しかし、上まで伸ばすのは待機場所の高さを決めてからで大丈夫です。
最終的にはエレベーターの床としてソウルサンドを置きますが、後の工程でコンブを植えるため、この時点では仮ブロックにしておきます。
入口の高さは5ブロックにして、水路に水が逆流しないように、ボタンなどで水をせき止めます。
エレベーター手前には感圧板(石系がおすすめ)を設置し、先程の発射装置とレッドストーンダストで接続します。
この発射装置はピリジャーがエレベーターに乗りやすくするために置きました。
次に、スポーンしたピリジャーを、なるべく早く水路に送り込むための機能を付けます。
B位置不透過ブロック上段の後ろに2つ目の発射装置を設置します。(こちらも矢をいれる。)
この発射装置はトリップワイヤーフックと糸で作動させます。
トリップワイヤーフック隣の不透過ブロック(画像のオレンジ色ブロック)上にダストを置くことで発射装置がピリジャーに反応します。
次に、周囲を壁で囲みます。A・C・Dが壁になる位置にある場合、ガラスや葉ブロックを使います。
これでピリジャーをエレベーターに乗せる準備は調いました。
この部分を発射装置を使わず簡易的に作ったものでも機能しました。ただし、ピリジャーが上がってくる間隔にバラつきがあります。
次に、実際の順序とは前後しますが、待機場所に残りのピリジャートラップ部分を作る工程を説明します。
ピリジャーを倒すとクロスボウが集まるのでカマドの燃料にすることができます。
そのため、仕分け装置付きのピストラも作りましたが、まずは付けない方から紹介します。
待機場所中央から外側に接続されたソウルサンドエレベーターを見ているとし、エレベーターの中心から1ブロック空けた左右どちらかにピストンを置きます。
ピストンは外側に向けたほうが後で付けるレバーを操作しやすいです。
ピストンの首が伸びるためのブロックを囲むように不透過ブロックを設置。
次は、ピストンの上にレッドストーントーチがあるように、不透過ブロック側面へ取り付けます。
このトーチが消えたり点いたりすることでピストラが機能します。
トーチを断続的に消すために4つの観察者とコンパレーターを使いました。
トーチを見るように観察者を置き、次の観察者は前の観察者を見るように置きます。
ピストラ床を囲むように観察者を置いたら、その信号をコンパレーターによってトーチを付けた不透過ブロックに伝えます。
コンパレーターの代わりにリピーターを使っても大丈夫ですが、特に遅延は必要ないのでコンパレーターにしました。
このクロック回路にレッドストーンダストではなく観察者を使った理由は、なるべく隙間を作らないためです。
トーチの付いた不透過ブロックにレバーを取り付けて操作できるようにします。
ピストラ床にトライデントを刺したらピストラ部分は完成です。(トライデントはピストンではなく、床の中心を狙うと成功しやすい。)
次はソウルサンドエレベーターからの水をせき止めるため、ピストラ床の上、観察者と同じ段にゲートやボタンなどを置きます。(上画像ではボタンを使用。)
ピストラと同じ高さまでエレベーター用のブロックを追加したら、コンパレーターと同じ高さに水源を1つ置きます。
1度前哨基地最上階に戻り、仮ブロックにコンブを植えて水道管の中の水流を全て水源にします。
コンブに骨粉を振りかけ成長させ、成長が止まった場合は残りのコンブを上まで繋げます。仮ブロックはここでソウルサンドと入れ替えて大丈夫です。
待機場所に戻り、さらに2ブロックの壁を追加し、ピリジャーがピストラ床に誘導されるようにします。
最後に蓋をして、葉ブロックでブロック上面を全て覆ったら完成 !
ピリジャーにクロスボウで攻撃されるので、レッドストーントーチの見えている所もブロックで蓋をしておきます。
次はこのトラップに仕分け装置とカマドを組み込んだものを紹介します。
待機場所まで伸ばしたソウルサンドエレベーターの手前側にカマド、その上にホッパー、タルを乗せます。
次はカマドの横からホッパーその上にタルを2段重ねます。上のタルには矢や旗などスタックできるアイテム、下のタルにはクロスボウが入る予定です。
そしてこの2つのタルにそれぞれホッパーを連結します。
このホッパーも上下に重なるようにします。
さらに、上段ホッパーの側面にホッパーを連結します。(待機場所に対して外側から取り付けます。)
最後に設置したホッパーはピストラ床になります。このホッパーを取り囲むように不透過ブロックを設置します。
ピストラの造りは上と同じです。
(トライデントは上からホッパー中心を狙うと上手く刺しやすい。)
次は仕分け装置の回路を作ります。
上記のピストラ床ホッパーからアイテムが流れてきた場合、アイテムは上段ホッパーを1つずつ通過し、下段ホッパーに入ります。
そのため、下段ホッパーの横にレッドストーントーチがあるように設置し、通常時は上のタルにアイテムが入るようにします。
トーチを不透過ブロック側面に設置します。
次に、上段ホッパーからの信号を、コンパレーターとレッドストーンダストでトーチ付き不透過ブロックまで伝えます。
このとき、コンパレーターは上段ホッパーから不透過ブロックを通して信号を受け取るようにしました。
スタックできないアイテム(クロスボウ)が1つホッパーに入っているとき、コンパレーターはレベル3の信号を出力するため、ダストは3つ使いました。
上記のピストラ装置と同じくエレベーター部分を上に延長し、蓋を付け、上部を全て葉ブロックで覆います。
ソウルサンド式ピリジャートラップは、内部で襲撃者が頻繁にスポーンします。
下画像の茶色ブロックのように、ピストラ周りの隙間を不透過ブロックで埋めるとラヴェジャーが中から出てくるのを防げるかもしれません。(壁に挟まった状態になるかも。)
挟まったラヴェジャー |
襲撃者トラップ
ふう、やっと襲撃者トラップの説明に辿り着いた…。
襲撃者トラップの作成工程を村人部屋と待機場所、スポーン部屋に分けました。
村人部屋と待機場所
村人部屋と待機場所は「ピリジャーの前哨基地」の上に作ります。
y座標(高さ)を決める際に重要なのは、襲撃者が地上(y63付近)でスポーンしてしまわないか、という点です。
地上でスポーンすると移動が面倒な上に、彼らがどこに行ったのか分からなくなることもあります。
MINECRAFT WIKI によると、
敵は村から0-52ブロック離れた場所に団体で、ランダムな方角にスポーンする。
引用元:https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/襲撃
とのことなので、地面に53個ブロックを積み上げた所を待機場所床とすることにしました。(プレイヤーはその上のブロックに居る。)
y座標で言うと、
G : 地上に居るときの座標 + 53 =
H : 待機場所に居るときの座標 です。
(G がy63の場合、H はy116です。)
今回トラップを作った1つの前哨基地周辺は砂丘のようなものが多かったため、G をy72と捉え、H をy125としました。
このように作ってから20回程イベントを行いましたが、地上や前哨基地屋根でのスポーンはまだ起きていません。
一方で、H をy116に設定した別の襲撃者トラップでは、1回だけ前哨基地の最上階に襲撃者がスポーンしたことがあります。
待機場所の高さが決まればピリジャートラップ用のソウルサンドエレベーターを上まで伸ばすことができます。(必要であれば。)
それではこれから待機場所の工程を説明します。
まずは村人を待機場所に登らせたり、自分が行き来したりするためのハシゴを設置します。
前哨基地の丸石壁から1ブロック離してブロックを積み上げました。
ハシゴは待機場所床となる葉ブロックより2ブロック上まで伸ばす必要があります。
ハシゴ上も葉ブロックで湧き潰しします。(襲撃者はハシゴの上にもスポーンしました。)
決めていた高さに着いたらさっそく床を作ります。
待機場所床は無くても問題ないですが、作業しやすいように作りました。
そのまま葉ブロックを敷き詰めても大丈夫ですが、葉ブロックは壊れやすいので、その下にハーフブロックを敷き詰めることにしました。
待機場所の大きさは適当で大丈夫です。
今回は柱から13×13の範囲にしました。
ソウルサンド式のピリジャートラップを作る場合は、床をエレベーター周囲まで広げると作業しやすいです。
床を全て葉ブロックで覆ったら村人部屋を作ります。
村人の部屋は内部の空間を3×3×3ブロックにしました。
ベッドの上には必ず葉ブロックを置きます。(プレイヤーのベッドも同じく。)
また、出入口を残す場合に襲撃者がトラップから逃げ出した場合に備え、射線を遮るようにゲートを置きます。
これで待機場所は完成です。
紐を付けたボートで村人を慎重に運びます。
段差はプレイヤーがジャンプすると越えやすいので、仮ブロックを積みながら登るのがおすすめです。
また、水上からハシゴや足場に移動する際は、一度ボートを陸に上げる必要があります。
ハシゴに登る途中、ボートが引っ掛かり、一時的に待機場所床を壊すことになったのでとても焦りましたが、なんとか死なせずに村人を運ぶことができました。
襲撃者スポーン部屋
次は襲撃者がスポーンするための部屋を作ります。
まず村人部屋の屋根上にアイテムを集めるためのチェストを置き、上からホッパーを連結します。
チェストの位置や方向は便利なように決めました。
ホッパーを含めた2×2ブロックをピストラ床にします。チェストを開くため、ガラスを使いました。
ここで使うピストラは動きが速すぎると、ラヴェジャーがピストンの首に乗り上げたままになるのでゆっくり動くタイプです。
まず、4つの角の観察者が隣のピストンを見るように設置し、次は、その観察者を見るようにピストン隣に別の観察者を設置します。
上画像では矢印の方向から襲撃者たちが流れてくる予定です。
トライデントは1本でも倒すことができました。本数を増やすことで速く倒せるようになるかは、よく分かりませんでした。
今回作ったスポーン用の部屋は、ピストラ床の奥行きが2ブロックであるのに対し、本体部分の奥行きは3ブロックです。
そのため、ピストラに対し、本体を左右どちらかに寄せて作る必要があります。
その結果、襲撃者がピストンや観察者に乗り上げる構造になり、このままだと倒すのに余計な時間がかかります。
そこで追加のピストンを2ヶ所に設置することにしました。
右回りピストラ 画像上が床側ピストン 画像左が壁側ピストン |
まず、本体床側のピストラ手前に2つピストンを置きます。
この床側ピストンは、ピストラに使用したピストンと観察者の背面にレッドストーントーチを付けることで動かします。
(画像でオレンジ色ブロックを使っている部分は不透過ブロックにします。)
次は、壁側にピストンを3つ設置します。
この壁側ピストンは、部屋本体をピストラに対し寄せた側に設置します。
(左に寄せた場合は左側。)
1つ前の画像ではピストラ側から見て左側に壁側ピストンがあります。
また、ピストラの信号の流れが右回りか左回りかによって、壁側ピストンの回路は少し違います。
信号が右回りの場合、床側にある観察者を見るように追加の観察者(下画像の黄色矢印)を置いて信号を繋ぎます。
壁側ピストン用追加観察者 |
信号が左回りの場合、床側にある観察者(下画像の黄緑矢印)から不透過ブロックを通して信号を繋ぎます。
左回りピストラ |
ピストラの観察者から信号をもらう |
もしも壁側ピストンが反対側にある場合は、回路の置き方も逆になります。
床側と壁側のピストンが交互に動いて欲しかったので、このような回路になりました。
次は、本体部分を作り、襲撃者をピストラ床へと誘導するための水流を作ります。
本体部分の大きさは、内寸で奥行き3、横幅6にしました。全体の壁の高さは5ブロックです。
ラヴェジャーが上面の葉ブロックを壊すので高めにしました。
ピストラ反対側の床中央ブロックに水源を置き、フェンスゲートでピストラに水流が流れ込むのを止めます。
また、水流に抗うラヴェジャーが現れたので、発射装置で矢を射る機能を付けることにしました。
まず、ピストラと反対側の壁に発射装置を設置し、矢を入れておきます。
次に、ピストラ手前の、床上3ブロック空けた壁にトリップワイヤーフックを設置し、レッドストーンダストで外側から信号を発射装置まで繋ぎます。
最後、壁などの上面に葉ブロックを乗せてスポーン用部屋の完成です。
襲撃者トラップ完成! |
レッドストーンダストの上にも襲撃者がスポーンしたので、この上も葉ブロックで覆います。
高さを調節するため、不透過ブロックを使いました。
さらに、襲撃者がピストンや観察者をすり抜けることがあるかもしれないので、不透過ブロックで外側から蓋をします。
ピストンと観察者の後ろに不透過ブロックを3つ重ね、その上に葉ブロックを乗せました。
ピストンに押されて出てきたラヴェジャー |
チェストやガラス、レッドストーンダスト、トラップドアなど、全てのブロック上に葉ブロックを置いて、レバーでピストラを操作できるようにしたらイベントを開始できます !
あとがき
以下の画像に、今回使った資材の大まかな個数をまとめました。
画像ではトラップなどにクォーツブロックを使っていますが、原木の状態で持ち運べるため、サバイバルモードでは木材を使用しています。
襲撃者トラップと 基地最上階トラップに使用した資材 |
上はピリジャートラップとして基地最上階ピストラを作る場合の資材です。
ツタや矢は現地調達できるかもしれません。
また、葉ブロックはもっと余分に持って行った方が良いです。ハサミやシルクタッチ付き鍬を使うと収穫が速いです。
もしもピリジャートラップとして、ソウルサンド式エレベーターを作る場合は、上と合わせて以下の資材を持って行けば足りると思います。
エレベーター式トラップに使った資材 |
今回襲撃イベントの様子を録画したのでYouTubeにアップしました。
襲撃イベントはクリエイティブモードで行いました。
サバイバルでプレイする場合は、ピストラの下で待機する方が上手く襲撃者を誘導できるかもしれません。
動画の途中、画質が悪くなるので移動時はカットしました。一方で、ラヴェジャーがピストンに引っ掛かったり、エヴォーカーがトラップ外に現れたり、といったトラブルが起きましたがその部分はカットしませんでした。
動画の最後に現れるのは、前哨基地で見つけたピリジャーっぽいゾンビです。
初めて見つけたので驚きました。クロスボウを持っていますが、攻撃時は射るのではなく、ただ殴ってきました。
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