ゾンビスポナー : 部屋の大きさ

※新しいゾンビスポナートラップについての投稿はこちら。
ゾンビスポナートラップ : 水流で運ぶ


3 rooms of different sizes

ゾンビスポナートラップを作る時、部屋の最適な大きさはどのくらいなのか?

mobはスポナーから最大で4体同時にスポーンするようです。

以前ブレイズスポナーを使い小さなトラップ(高さ3幅3奥行き1)を作ったら、1体ずつしかスポーンしませんでした。
そのため、部屋はある程度大きい方がトラップの効率が上がるのでは、と思います。

今回は、ゾンビスポナートラップに適する部屋の大きさを調べるため、3種類の部屋を用意し、スポーンしたゾンビの数を比べました。


Spawnable range and adjacent blocks

Spawner trap 3 plans
左から中の部屋、大の部屋、小の部屋。
製作途中。

小の部屋(画像右)

この部屋は内寸で、幅9、奥行き9、高さ9の菱形柱のような形です。

スポナーから天井までの間には1ブロックしかありません。

大人ゾンビの身長が1ブロックより大きいことから、スポーン可能範囲の下から2ブロック目までしか使えない可能性があります。
( "スポーン可能範囲" とはスポナーを中心とした幅9、奥行き9、高さ3の菱形柱状範囲のことです。)

中の部屋(画像左)

内寸は、幅11、奥行き11、高さ10です。

この部屋はスポーン可能範囲からモンスターの体がはみ出ることを考え、1ブロックずつ周りを広げました。

垂直方向ではスポナー上に2ブロック空いています。

大の部屋(画像中央)

この部屋は中の部屋とほとんど同じですが、中の部屋では欠けていた角の部分を含めた大きさにしました。
これでどれほど違いが出るのか気になります。

Difference between adjacent blocks

この3つの部屋は全て、床をスポナーから7ブロック空けて作り、自然湧きのゾンビ対策として、水を設置しました。

Spawner trap like a water tank
ゾンビを倒しにくいので
あまり実用的じゃない

比べ方

同じランプ消灯時間で何体のゾンビがスポーンするかを、5回ずつ測るという方法で比べました。

ホッパータイマーが、ランプを消灯させる時間を制限します。

片方のホッパーのスロットを64スタックのアイテムで全て埋めたら、消灯時間は2分8秒くらいでした。
ホッパータイマーの構造は後で紹介します。

結果

小の部屋

10、11、9、8、10体。平均9.6体。

中の部屋

10、12、20、16、17体。平均15体。

大の部屋

20、20、13、17、16体。平均17.2体。


平均では大の部屋が一番多いという結果になりました。

しかし、それぞれの部屋で数のバラつきがあるので、計測時間が短か過ぎたと思います。

大雑把に考えると部屋を大きめに作れば良いか、という感想です。

今回、目視でゾンビを数えていたらとても時間がかかったので、testforというコマンドを使って数え直しました。killコマンドでも数えられます。

使用例

/testfor @e[x=20,y=77,z=-314,r=200,family=monster,family=undead]

指定した座標の半径200ブロック範囲内にいるアンデッドのモンスターを表示します。
type=zombieでは村人ゾンビを含まないので、上記のようにしました。


最後に今回使ったホッパータイマーの紹介です。

Redstone block lights the lamp

通常時ランプは点灯。

画像左ピストンをボタンで操作し、レッドストーンブロックが右に移動すると、アイテムが右のホッパーに流れ始めます。

この時ランプは消灯。


今度はランプを点灯させます。

Hopper timer that limits the turn-off time

右のホッパーからの信号をコンパレーターが受け取り、右のピストンを動かします。

ホッパーは全てのスロットが満たされている場合、15レベルの信号を出力します。

そのため、最後のアイテムが右ホッパーに移動した時に右ピストンを動かすには、レッドストーンが15ブロック必要です。

なるべく長い時間消灯したいので、64スタックのアイテムを使いました。

64 stacks of items that fill the hopper

Prevent interference between circuits
画像では、ピストンの手前のブロックを浮かせ、ピストン自体にもレッドストーンを置いています。

今回はこの回路を少し小さくするため、額縁とコンパレーターの減算モードを使いました。

Comparator subtraction

ホッパーの信号を受けるコンパレーターをタップし、減算モードにします。

その横に向けてもう1つのコンパレーターを設置。

このコンパレーターは額縁から信号を受けています。

The item in the frame points diagonally to the lower right
額縁の中のアイテムは、最大(右斜め下)まで回しておきます。

額縁は最大で8レベルの出力なので、15−8という減算が行われます。

その結果、最初のコンパレーターは7レベルの信号を伝えるようになり、レッドストーンの回路は少しだけ短くなります。

Shortened hopper timer circuit
最初の方がシンプルだったかも…

少し長くなり過ぎてしまったので、このあたりで終わります。

使いやすいゾンビスポナートラップが作れたら、いつかご紹介しようと思います

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