ウィザースケルトントラップ : トロッコで意外とすんなり

Wither Skeleton enjoying Minecart

今までに投稿したものと同じく落下式ですが、今回のウィザースケルトントラップはmobをより集めやすくするためトロッコを使いました。

長くなってしまったので内容を工程毎に分け、以下に目次を設けました。

場所選び

以前の投稿 " ウィザースケルトン捕獲作戦!  " にて、要塞特有のmobがスポーンする一定の座標があるのではないか、というようなことを書きました。

今回もそれを信じ、ネザー要塞内でその座標がより多い通路を探しました。

スポーン座標の位置はネザー要塞によって異なるようです。
中には通路の中央だけでなく、欄干部分にも要塞mobがスポーンする場所があります。
できればそういう場所を見つけたい。

そのため、今回は地道にガラスを使って調べました。
(ガラス設置はウィザースケルトントラップ作成にあたり、必ずしも必要な作業ではありません。)

座標を調べる方法は、ウィザースケルトンが動けないように、下から3ブロック目にガラスを置きます。(床との間に2ブロックの空間。)

Glass installation work

mob直上のブロックを中心とし、前後左右にガラスブロックがあれば動くことができないようです。

ただし、他のmobは動き回れることに注意します。
(上の画像ではクリエイティブモードで作業。)

Immovable Wither Skeleton
通路に詰まるmob

ちなみに、今までに見ていた限りでは橋の場合、通路の中央列にスポーンすることが多いです。
十字路や部屋状の場所では異なるかもしれません。

トロッコでmobを集める

Rail (from above)

要塞特有mobがスポーンできる場所がわかったら、その座標を潰さないようにレールやブロックを置きます。

Rails and Pistons around the drop hole
落下穴の隣にアクティベーターレール

mobを落下穴付近で降ろすためにアクティベーターレール(トロッコが揺れる)を使いました。

さらに、mobをより確実に落とすためピストンで押し出します。

アクティベーターレール手前にディテクターレール(トロッコ通過を感知する)を敷き、観察者がレールの変化を感知するとピストンに信号を伝えます。

Minecart shakes

このとき、小さいmobも動かせるよう、いずれかのピストンは下から1ブロック目に置く必要があります。

画像で中央のピストンは、自身の斜め上の観察者を通じて、左右の壁側観察者から信号をもらっているので、左右の壁側ピストンと連動して動きます。

また、トロッコから降ろされたmobが落下しない場合に逆走しないよう、下1ブロックを空けたガラスの壁を作りました。

しかし、大マグマキューブが詰まるので、部屋の内部にウィザーローズを置くと良いかもしれません。

Room-filled Magma Cube
どいてぇ…

後は適宜パワードレールを置いて、レバーなどでONにしておきます。

特に、mobを降ろしたばかりのトロッコは速度が安定しない気がするので、ディテクターレールの隣にパワードレールを敷きました。

ただし、起点と終点のパワードレールに関しては、トロッコの停発車を待機場所から操作できる方が便利なので、この階層ではONにしませんでした。

注意点としては、トロッコを動かしている途中でゲームを終了するとトロッコが消えることがあるので、停車させてから終わるのが良いと思います。

mobの終着点

end point of mob

積み上げた23ブロック上から落下した場合、ウィザースケルトンはギリギリ生き延びるので、それより多く落下しないように穴の深さを決めます。

今回はY=63にスポーン座標があり、Y=40まで落下させました。

※落下ダメージについては、
MINECRAFT WIKI - ダメージ を参照しました。

また、待機場所については、スポーン範囲について理解があやふやなので、取り敢えずY=40よりも下に作りました。

ピストントライデント

欲張りなので、他のアイテムと同時にブレイズロッドやゾンビ化ピグリンが落とす金の剣を集めることにします。

そのためには、自分の手で倒すか、ピストントライデント(以降ピストラ)でmobを倒す必要があります。

mob着地点床はアイテム回収のためホッパーにしています。

ピストンは、mobの着地点を中心に、内側を向くよう設置。

Piston Trident for 1x1

観察者は各ピストンを見るように設置します。

観察者とピストンの背面側に不透過ブロックを置き、上にレッドストーンダストを設置したら完成です。

レバーなどで一度信号を与えると動き出すので、いずれかのピストンをONの状態で停止しておきます。

使う際はトライデントをmob着地点床やピストンの前面に向かって突き刺し、レバーをOFF状態にします。

(そのまま放置してもトライデントは消えませんでしたが、もしも消えたら困る場合は最後に回収します。)

また、ピストラを稼働させるとブレイズだけは何故か壁にめり込むことがあり、着地点周囲にガラスを使うとすり抜けて出てくることがあります。

不透過ブロックで周りを囲むと脱走しにくいようでした。

Blaze escape prevention opaque block

最後に、ピストラと上のトロッコの起動を連動させるため、不透過ブロックとレッドストーントーチでレバーからの信号を上に伝えます。

(この時、ピストラはトーチ消灯で動き、パワードレールは点灯でトロッコが発車することに注意します。)

Power for powered rails
ブラックストーンレンガの上に
パワードレールが乗っている

以上でウィザースケルトントラップは完成です。

今回はピストラを使いましたが、ウィザースケルトンの頭が欲しい場合は、アイテムボーナスの剣Ⅲで倒した方が良いかもしれません。

One Head
ウィザースケルトンの頭1つが
手に入った時点でのアイテム状況
(矢は全部使いました)

仕分け装置

ついでの設備紹介です。

今回のトラップでは石の剣だけではなく、ゾンビ化ピグリンの金の剣、スケルトンの皮装備や弓といった、スタックできないアイテムがそこそこ集まります。

スタックできるアイテムとできないアイテムを分けた方が整理しやすいので、そのための装置を紹介します。

Sorting unstacked items
上のドロッパーがアイテム識別用

今回はドロッパーを2つ使いました。
1つはアイテム排出用、もう1つはアイテム識別用です。

上から1段目のホッパー(mob着地点下)がアイテムを吸い込み、2段目のドロッパーに1つずつアイテムが流れます。

コンパレーターはアイテムを持つドロッパーから信号を受け取ります。
この時、スタック出来るアイテム1個で1レベル、出来ないアイテムで2レベル以上の信号を出力します。

3段目のホッパーは樽に連結し、スタック出来るアイテムを流します。

4段目のホッパーに向けてレッドストーントーチを設置し、アイテムの流れを制御します。

スタック出来ないアイテムが上ドロッパーに流れた場合、レッドストーンダストを2ブロック分信号が伝わりトーチを消灯させます。

これによりスタック出来ないアイテムのみが4段目ホッパーに流れます。

ここからさらに、コンパレーターのクロック回路で下ドロッパー内アイテムを溶岩に向かって排出します。

最後に、不透過ブロックや樽にモンスターがスポーンするかもしれないので、ガラスや下付きハーフブロックで湧き潰しします。

Waiting place

出窓スタイル

何故ガラスで要塞mobのスポーン座標を探ったかというと、レールで意図せず湧き潰ししないためと、スポーン部屋に装飾をつけるためでした。

欄干上のスポーン座標の部分だけガラスで埋め立てずに囲み、出窓のようにしたかったのです。

残念ながら拠点のあるワールドでは欄干部分に要塞mobがスポーンしなかったので、テスト用ワールドに作ってみました。

Bay Window
Hello, Wither Skeleton

使ってみたところ、以前のトラップよりも早くmobが落下するようになりました。

たまに落ちてこないなー、と思っていると大マグマキューブが小部屋に詰まっています。

これからも使ってみて不便な点が増えたらまた改良しようと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

Go Go Minecart !

コメント

このブログの人気の投稿

ゾンビスポナー : 6体超えるには

仕分け装置 : スタックできるアイテムとできないアイテムを分けたい