ブレイズトラップ : 溶岩で湧き潰し
今回はなるべく短い時間で多くのブレイズがスポーンするトラップを目指しました。
注意したポイントは部屋の大きさと、ブレイズをスポナー付近から遠ざける距離についてです。
※スポナーにおけるスポーン可能範囲と、mobのスポーン制限数については、
" MINECRAFT WIKI - スポナー " を参照しました。
目次
部屋の大きさ
スポナーからは最大で4体のmobが同時にスポーンするようです。
スポナー周囲を極端に狭くした際にはmobが1体ずつしかスポーンしなかったので、部屋の大きさはどれくらいが良いのかを考えました。
ブレイズに限らず、スポナーからスポーンするmobにはスポーン可能な範囲が決まっているそうです。
その範囲はスポナーを中心として奥行き、幅ともに9ブロック、高さ3ブロックの菱形柱状。
(菱形柱は統合版の仕様とのこと。)
しかし、水平方向や、mobの大きさにより上方向にはみ出てスポーンすることがあります。
体の一部がスポーン可能範囲から はみ出る |
そのため上記のスポーン可能範囲の周りに1ブロックずつ余白(マージン)を設けました。
黄色がスポーン可能範囲 黄緑と空色は余白部分 |
画像左半分は十字方向のみ余白を取り、右半分は十字方向に加えて角にも余白を取っています。
この2つの作り方でスポーン数に違いがあるのか気になり、以前調べていました。
トラップを直方体で作れば悩む必要はなかったのですが、取りあえず今回は角にも余白を取ることに。
移動させる距離
一定時間内でより多くのmobをスポーンさせるためにはmobをスポナー周りから移動させる必要があります。
というのも、スポナーからスポーンしたものと同種のmobが6体以上スポナー周囲に留まると、そこでスポーンが止まってしまうためです。
ブレイズをどのくらい移動させるかについては、以前の投稿を参考にしました。
こちらでは、垂直方向にスポナーから4ブロックゾンビを離すと6体を超えてもスポーンが続きました。
ゾンビと同じくブレイズの身長は1ブロック超え、2ブロック以内なので、スポナーと湧き層床の間は6ブロック空けることに。
工程
湧き層、mob終着点、待機場所、湧き潰し機能を作りました。
今回は湧き層を菱形柱状に作りましたが、直方体の方が作りやすそうだと思いました。
水平方向内寸
スポナーを中心として奥行き、幅ともに11ブロック。
垂直方向内寸
湧き層の内寸は、スポナー上2ブロック、スポナー自体、スポナー下6ブロックの計9ブロック。
湧き層天井からmobの終着点床までは内寸12ブロック。
黒いブロックは スポナーと同じ高さにある |
湧き層
上の項目 " 部屋の大きさ " 、" 移動させる距離 " で決めた通りに部屋を作ります。
他のmobがスポーンしないよう、床はガラスにしました。(居ても特に問題はありません。)
湧き層の床には深さ1の十字穴を作り、ブレイズが段階を踏んで移動するようにしました。
(これによりブレイズが集まりやすくなったかはよく分かりません。)
ブレイズ終着点
十字穴の床からさらに深さ2ブロック、1×1の穴を作りました。
床は樽(もしくはチェスト)に連結したホッパーです。
今回はブレイズに窒息ダメージを与えた後、自分の手で攻撃することにしました。
そのためにホッパータイマーを使い、片方のホッパーにはネザーラックなどの64個スタックできるアイテムを23個入れておきます。
(もしも窒息ダメージだけでブレイズがお亡くなりになったらアイテム数を減らします。)
ホッパータイマー |
上から |
画像ではレバーになっていますが、左ピストンにはボタンを設置します。
ボタンを押すとピストンによりレッドストーンブロックがブレイズの頭の位置に移動し、ダメージが入ります。
アイテムが反対側のホッパーに流れ切ると片方のピストンがレッドストーンブロックを押し返し、元の状態に戻ります。
64個スタックできるアイテム23個が入ったホッパーからコンパレーターは2レベルの信号を受け取るので、ピストンに続くレッドストーンダストは2ブロックにしました。
アイテム23個が入ったホッパー |
注意点として、レッドストーンブロックが移動した後の隙間、ホッパータイマーの後ろに回り込んだ場合はホッパーの隙間からブレイズに見つかります。
そうなるとブレイズがなかなか穴に入ってくれないかもしれません。
待機場所
ピストンタイマーのある階層はプレイヤーの待機場所でもあります。
ここでモンスターがスポーンしないように床を下付きハーフブロックやガラスにします。
上記の内寸で作った場合はスポーン可能範囲と充分に離れているので、ここにレベル15の光源を置いてビカビカにしても大丈夫です。
湧き潰し
今回はブレイズが大量にスポーンすることを目的としましたが、あまりにも多いと機器に負荷が掛かるかもしれないと不安になりました。
そのためスポーンを自由に止められるようにします。
ブレイズは明るさ11以下でスポーンするので、スポーン可能範囲のブロックが全て明るさ12以上になるよう光源を置きます。
スポナーから1ブロック空けた 十字方向にレベル15の光源 |
スポナーの十字方向に高さ3、 レベル15の光源 |
充分な明るさにするため、天井から発射装置で溶岩を流すという方法を考えましたが、mobの終着点床まで溶岩が到達すると困るということが分かりました。
動画では穴に入ったブレイズが溶岩で浮き上がっています。
そこで、床に溶岩が到達しないよう、溶岩を留めるための籠をゲートで作ることに。
しかしせっかく部屋を大きく作ったのに籠がスポーン可能範囲を潰したら意味がありません。
ゲートがスポーンを阻む可能性を考え、スポナー周囲を狭くし、内部をゲートで埋めてブレイズがスポーンするのか実験しました。
フェンスゲートで埋めた |
その結果、ゲートでは問題なくスポーンしました。
下付きトラップドアで埋めた |
もしもスポーンに影響が出るなら、スポーン可能範囲より下に籠を作ろうと思っていましたが、以上から範囲内に籠を作っても問題ないと分かりました。
仮のブロックは溶岩発射前に撤去 |
籠には歪んだフェンスゲートか真紅のフェンスゲートを使います。
(これらのゲートは燃え尽きませんが、他に延焼するかもしれません。)
また、ブレイズが引っかからないようにゲートは開いておきます。
最後に、湧き潰し機能のON・OFFを待機場所から操作するため、不透過ブロックの上にレッドストーントーチを置いたものを上に重ねて天井裏まで回路を繋げます。
ボタンで操作 |
できた ! |
感想
使ってみて、ブレイズが集まりにくい点とスポーンが止まらない点は改良した方が良いと思いました。
床をもう3ブロック上にずらしてスポーン数を制限した方が心配なく使えるかもしれません。(スポナーと終着点床の間は6ブロックにします。)
このようにすればブレイズが穴に入ることで再びスポーンが始まります。
ブレイズがもっとすんなり集まる方法が分かったらまた改良するつもりです。
終わり。
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