ネザーのキノコ骨粉栽培装置 : 骨粉自動補充

ネザーキノコ栽培装置ピストン式

ネザーのキノコを増やす装置が欲しかったのですが、キノコの他に真紅の根がたくさん採れるので、骨粉にして栽培装置に自動補給できるようにしました。

ナイリウムと植物ブロック

ナイリウム
ナイリウムとキノコ
左側が真紅のナイリウム
右側が歪んだナイリウム

ネザーのキノコはネザーラックに似た「ナイリウム」というブロックの上に生成されます。

ナイリウムについては以下のページを参照しました。

https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/ナイリウム

「歪んだナイリウム」と「真紅のナイリウム」があり、それぞれネザーにある「歪んだ森」と「真紅の森」で採取できます。
このとき、シルクタッチの付いたツルハシで採取しないとナイリウムがドロップしないそうです。

ナイリウムの周囲8ブロックにネザーラックを置いて骨粉を使用すると、ネザーラックがナイリウムに変化しました。

ナイリウムを増やす

ネザーのキノコには「歪んだキノコ」と「真紅のキノコ」があるのですが、どちらのナイリウムからでも両方のキノコを入手できました。
(生成される数は異なるようです。)

ナイリウムに骨粉を使うとキノコの他に「根」が生成されます。

さらに、歪んだナイリウムには「ネザースプラウト」という植物ブロックが生成されますが、このネザースプラウトは今回作成した装置では収穫できません。

そのためか、今回の装置で歪んだナイリウムを使用すると骨粉が切れて自動補給が成り立たなくなります。

植物ブロックの広がる範囲

ナイリウムに対し発射装置で骨粉を使用する場合、底面か側面に向かって発射装置を設置する必要があります。
(上からではキノコなどが生成されませんでした。)

骨粉を使う向き

また、キノコなどの植物ブロックが生成される範囲を調べました。

ネザーキノコの生える範囲

ナイリウムの床で1つのブロックに対して骨粉を64個以上使用したところ、そのブロックを中心として7×7の範囲にキノコや根が生成されました。

ピストン式栽培装置

ピストン式キノコ栽培装置完成

機能毎に項目を分けました。ナイリウム設置前にレールを作ると簡単です。

以下のように分かれます。

  1. トロッコレールとクロック回路
  2. トロッコ発進回路
  3. キノコ収穫部分
  4. 骨粉製造と仕分け部分
  5. 骨粉補充部分

5つ全ての機能を組み込むと8ブロックの高さが必要です。

1.トロッコレールとクロック回路

アイテムを集めるため、7×7の範囲にレールを敷いてホッパー付きトロッコを走らせます。

まず、地面から6ブロック目に、装置作りの基準となる発射装置(上向き)を設置します。
(この時点では仮ブロックでも大丈夫です。)
発射装置の中には骨粉を入れて使います。

発射装置は6ブロック目

骨粉補充機能を付ける場合、発射装置の下には上向きのドロッパーを設置しますが、そうでない場合は不透過ブロックで大丈夫です。

次に、7×7ブロックの土台を作ります。

レール土台

レールを敷く際、発射装置(画像中央)を終着点(折り返し)とします。

また、レールを隙間なく敷くため、観察者を使いドロッパーや発射装置に信号を与えることにしました。土台に3個、観察者を設置します。

レールを敷かない場合は以下クロック回路からレッドストーンダストで信号を繋ぎます。

レール上から

終着点(画像中央)のパワードレール(発射装置右横)はONの状態にしたいのですが、レール下のブロックに信号を与えると発射装置やドロッパーに影響が出るかもしれません。

そこで、レバーやレッドストーンブロックを使わず、ディテクターレールを使いパワードレールをONにします。(トロッコ通過時に信号が伝わる。)

発射装置十字方向隣以外の所にはレバーやレッドストーンブロックなどを使って大丈夫です。

しかし、以降で設置するクロック回路に近い部分(画像中央下)ではレバーを使うと影響が出るため、レッドストーンブロックを使用しました。

発車地点(画像右下)はトロッコが不透過ブロックにぶつかるように設置して、パワードレール下にはタルに連結したホッパーを置きます。
(配置の関係でチェストが開けずタルを使いました。)

この段階では、発車地点のパワードレールをレバーでONにしていますが、2で発進のための簡単な回路を作ります。

次にピストンや発射装置を動かすためのクロック回路を設置します。

発射装置に信号を伝える観察者
観察者がクロック回路を見る

減算モードにしたコンパレーターの横から信号が戻るようにレッドストーンダストを設置します。(レッドストーンランプを使用しましたが他のブロックでも大丈夫です。)

2.トロッコ発進回路

仕分け装置を付けない場合、アイテムをホッパーに流している間だけホッパー付きトロッコが停止するようにします。

アイテムを積載中は自動停車
必要のないときはレバーでトーチを消灯

タルに連結したホッパー横に不透過ブロックを置き、このブロックから信号を受け取るようにコンパレーターを設置。
(実際は不透過ブロックを通してホッパーから信号を受けているようです。)

コンパレーターの前に不透過ブロック、その上にレッドストーンダストを設置。

コンパレーターの上に不透過ブロック、その側面にレッドストーントーチを設置し、通常時はパワードレールをONにします。

これでホッパーにアイテムが入った時にトロッコが停車するようになりました。
(レバーなどで制御しないと常にトロッコが走り続けるという弱点があります。)

次は仕分け装置がある場合の発進回路です。

どのようにコントロールするか悩みましたが、「クロック回路のレバー操作時」と「キノコがタルに入った時」にトロッコが発進するようにしました。

観察者で発進を管理

まず、1で設置したクロック回路のレッドストーンランプを見るように観察者を設置します。
(ランプを使用しない場合は観察者がレバーを見るように設置します。)

また、もう1つの観察者はタルを見るように設置。

2つの観察者からの信号をレッドストーンダストで繋ぎます。(観察者の後ろは不透過ブロック。)

リピーターを使って発進部分のパワードレールに信号を送ります。このとき、遅延は3か4(最大)にしておくとスムーズにトロッコが発進します。

これで、クロック回路をONもしくはOFFにした時とタルにキノコが入った時にトロッコが走るようになりました。

トロッコ自動停車機能付きレール
放っておいてもいつかは
トロッコが停車するので便利
3.キノコ収穫部分

キノコ収穫部分ではネザーのキノコを収穫するためにピストンを使います。

発射装置の上段に7×8ブロックの範囲でナイリウムを設置します。

ピストン式装置ナイリウムの配置
見やすくするため発射装置の上にある
ナイリウムを一時撤去しました

ピストンで押された際に、ナイリウムが左右どちらに寄っていても7×7ブロックの範囲に骨粉が使用されるよう、7×8ブロックの広さにしました。

次に、ナイリウム床を挟んで向かい合うピストンを7つずつ設置するのですが、発射装置の左右の3ブロック幅になっている方(画像では左側)はナイリウムとの間に1ブロック空けます。

ナイリウムを動かすピストン設置
左側を1列空けた

ここから回路部分です。

ピストンを動かす回路とリピーター

ピストンの上にレッドストーンダストを設置し、1で設置したクロック回路から信号を繋げます。

このとき、ピストンの動きが揃わず、停止時にナイリウムがきれいに並ばないことがあります。

並んでいないナイリウム
揃っていないナイリウム

そのため、両側のピストン手前にリピーターを設置し、左右どちらかのリピーターに遅延を1つ追加します。

今回は右側をそのまま(遅延1)、左側を遅延2にしました。

最後、アイテムが飛び散らないように7×7の範囲をブロックで囲ったら骨粉栽培装置の完成です。
他の機能を付ける場合は4に進みます。

ピストン収穫部分完成
4.骨粉製造と仕分け部分

骨粉を作るためコンポスターの上と下にホッパーを付けたものを作ります。
ここに仕分け装置を連結させます。

骨粉製造機と仕分け装置
仕分け装置とコンポスターの骨粉製造機

仕分け装置は、タルと連結したトロッコ発車地点のホッパーを1段目(画像①)として、その下に2つホッパーを重ねます。

2段目ホッパー(画像②)は下のホッパーに連結させないように注意。

仕分け装置の回路
仕分け装置別角度から

3段目ホッパー(画像③)の横にレッドストーントーチを置いて、このホッパーの機能を停止します。
すると2段目ホッパーのアイテムが3段目に流れなくなります。

2段目ホッパーに他のアイテムが入らないようスロットに根を入れます。

2段目ホッパー内アイテム

コンパレーターを設置し、2段目ホッパーから信号を受け取るようにします。

そして、コンパレーターの先からレッドストーンダストを先程のトーチまで繋げます。(今回はダスト3個使用。)

ホッパー内アイテムが一定数を超えた場合、コンパレーターからの信号がトーチを消灯させ、3段目ホッパーは2段目ホッパーからアイテムを受け取ることができます。

コンパレーターとトーチを繋ぐレッドストーンダストの長さにより2段目ホッパー内アイテムの数は違いますが、今回は45個でした。

仕分け装置の3段目ホッパーはコンポスター上のホッパーに連結します。
(3段目ホッパーの下に直接コンポスターを置くとアイテムが溜まってしまう。)

5.骨粉補充部分

4で設置したコンポスター下のホッパーをドロッパーに連結します。

骨粉補充用ドロッパー
緑の矢印はドロッパーの向き
チェックマークは発射装置を示している

ドロッパーをいくつか繋げ、1で設置した発射装置に接続します。

ドロッパーへ回路を繋げる

後はドロッパーの上にレッドストーンダストを設置し、1のクロック回路と繋げます。

ブロックは、レバーなどで直接信号を受けたブロックの隣も信号を受けます。

隣にも伝わる信号

そのため、連結したドロッパーは直接信号を受けた2つ隣のドロッパーまでアイテムを届けることが可能だと思います。

ドロッパー内アイテム移動
③のレバーをONにすると
①にアイテムが届くが吐き出されない
②のレバーをONにすると
①からアイテムが吐き出される

このことに注意し、レッドストーンダストで信号が届くようドロッパーを設置しました。

水流式栽培装置

ネザーキノコ水流式栽培装置

水流式栽培装置は以前作成した苔カーペット製造機とほとんど同じ構造です。

苔カーペット製造機 : 水流式

その装置に骨粉製造と骨粉補充部分を組み込んだら高さが7ブロックになりました。

キノコ栽培・収穫部分と骨粉製造・補充部分、クロック回路に分かれます。

1.キノコ栽培・収穫部分
ナイリウムと発射装置

地面から5ブロック目に上向き発射装置を設置。(骨粉を入れておく。)

その1段上に7×7の範囲でナイリウムを設置。

その1段上、ナイリウムとの間に1列空けて水バケツ入り発射装置を7個設置。

アイテム送り部分
チェストに連結したホッパーには
水流から直接アイテムが入らないようにする

水バケツ発射装置の反対側に深さ1ブロックの水路を作ります。

水路の終わりにホッパーを設置。このホッパーはチェストに連結した別のホッパーに連結します。

チェストにアイテムを送るホッパーを二重にした理由は、アイテムが仕分け装置の1段目ホッパーに1つずつ入るようにしたかったからです。

1段目ホッパーにアイテムが複数入ると、コンポスターに入るはずのアイテムがチェストに入ってしまいました。

3で水バケツ入り発射装置と骨粉入り発射装置を動かすクロック回路を設置します。

使用前に水漏れ防止のため、ナイリウムの周りをブロックで囲っておきます。

2.骨粉製造と補充部分

チェストに連結したホッパーを仕分け装置の1段目ホッパーとします。
この下に2つホッパーを置き、ピストン式と同じように仕分け装置とコンポスターの骨粉製造機を作ります。

水流式用の仕分け装置回路

また、ピストン式と同じようにドロッパーを使い骨粉用発射装置まで骨粉を送れるようにします。

骨粉補充用ドロッパー(水流式)

これらのドロッパーも3で設置するクロック回路で動かします。

3.クロック回路

発射装置で水を発射し回収する際に、クロック回路の動きが速すぎると思ったように水が流れません。

そのため、コンパレーターのクロック回路にリピーターを2つ組み込みます。

ゆっくりクロック回路

コンパレーターは減算モードにし、リピーターは2つとも最大遅延にします。

このリピーターから骨粉送り用のドロッパーに直接信号を送り、その信号をレッドストーンダストを通して他のドロッパーにも伝えます。

発射装置のすぐ下のドロッパーに信号を与えているので、このクロック回路によって骨粉も発射されます。

また、水バケツ入り発射装置にもクロック回路からレッドストーンダストを繋ぎます。

水用発射装置

これで骨粉補充機能付きの水流式キノコ栽培装置が完成です!

使用報告

ピストン式については、追加機能を組み込む場合、骨粉消費と製造のスピードが噛み合わないため、結局水流式と効率は変わらないと思います。

ピストンを設置し、レールを敷く手間がある割には水流式に勝る点が少ないです。

一方で、水流式は収穫と収集が一度にできる上にシンプルな構造です。

しかし、最後装置をOFFにする際に水が回収された状態で止まるとアイテムが少し残ります。

流れなかったアイテム
取り残されたアイテム

どちらも長所短所がありますが、水流式は動きがゆったりしていてアイテムが水路を流れるのを見ていると癒やされる点がおすすめです。

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